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102.天使と悪魔 [その他]

 前に紹介した立花隆「小林・益川理論の証明」を読んだ時に、反物質について検索していろいろ見ていたら、ダ・ヴィンチコードの作者ダン・ブラウンの新作映画「天使と悪魔」がひっかかってきた。 公式HP → 私を押して。

 なんでひっかかってきたかというと、スイスにあるCERN(欧州原子核研究機構)で映画の記者会見が行われたからで、どうもCERNの粒子加速器LHC(大型ハドロンコライダー)と反物質が物語にからんでいるらしい。

 おおっ、なにやら前に紹介した「神様のパズル」のようでないの。早速買って読んでみた。

 

 そもそも反物質とは、反粒子からなる物質。反粒子とは電荷(帯びている電気のこと)が逆の電子や陽子のことで、例えば普通の電子はマイナスの電気を帯びているから、プラスの電気を帯びている陽電子が反粒子になる。

 陽電子は1932年に天然のものが発見され、反物質は反水素が1995年にCERNで初めて生成された。(とwikiに出てた。)

 物質と反物質は出会うと完全にエネルギーになって物質としては消える(一部はニュートリノになる)。これを対消滅といって、質量が完全にエネルギーに変換されるのでとてつもないエネルギーが出る。アインシュタインのE=C2だ。エネルギー効率は核分裂の2000倍らしい。

 ネットでいろいろ見てたら、1gの反物質の対消滅でスペースシャトルを23回飛ばせるんだって。ただしそれを作るのに2000年に時点で約70京円かかるらしいよ。「京円」って…。(´・ω・`;) 初めて聞いたぞ、そんな単位。

 

 さて、小説の中身だが、中世にカトリックにより滅亡させられた思われていた秘密結社イルミナティが、実は生き残っていて、その反物質を使ってカトリックの総本山バチカン市国を教皇を選ぶコンクラーベの日に吹っ飛ばそうというもの。その陰謀にラングドン(再び登場!ただしこっちの小説の方が先に発表されてる。)が立ち向かう。

 ミステリーだから詳しいことは言えない。言いたい。でも我慢しとこう。でも言ーーーいーーーたーーーいーーー。

 そうだ、結末を暗号で書いちゃおう!

 らきみいすなすいもちのちくなとなみちん 

 あー、すっきりした。解読しない方が良いかもよー。

 とにかくめちゃくちゃおもしろかった。特に下巻が。中巻を読んでるあたりでは、これ読んで、また映画を見ても楽しめるだろう、と思ってたけど、下巻を読むと、映画はつまんないかも。

 つまり、本をとるか、映画をとるか、中巻まで読んであとは映画っていう手もあるな。いやまてよ、早めに本を読んで、ほとぼりが冷めた頃映画を見る、これか!っていうか、僕にはこの手しか残されていない。(T。T)

 

 中世に滅亡したはずのイルミナティがどうやって存続していたかというと、都市伝説でよく出てくるフリーメイソンを密かに乗っ取っていた!

 フリーメイソンは別に怪しい組織じゃない。アメリカに何百万人もいるし、ワシントンをはじめ大統領も多く、アメリカ独立の立役者フランクリンや昨日道頓堀で見つかった(^^)カーネル・サンダースも会員らしい。

 しかし、ワシントンやフランクリンらアメリカを独立させたフリーメイソン・メンバーが制定したアメリカの国璽(国のシンボルマークのようなもの)にプロビデンスの目が使われていて、(左が表、右が裏 wikiより)

WS000513 (2).JPG

これが実はイルミナティのシンボルマークであるという説があり、さらにこのプロビデンスの目は1ドル札の裏にも印刷されている。

WS000560.JPG

 表はフリーメイソンメンバー・ジョージ・ワシントンだよ。

 ネット・サーフィンしてたら、なんと日本の千円札にもフリーメイソンの手が!

P1050614.JPG

 千円札を透かしてみると野口英世の目と富士山が重なりプロビデンスの目が!! Σ( ̄Д ̄lll)

 

◆中学生で読める度:★★★★★  小説だからね。
◆内容充実してる度:★☆☆☆☆    小説だからね。^^;

 

天使と悪魔 (上) (角川文庫)

天使と悪魔 (上)(中)(下)

  • 作者: ダン・ブラウン
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2006/06/08
  • メディア: 角川文庫
    価格 : 各590円

 

 おかしいな、売ってるのはこの表紙ではなく、上のやつはamzonでは新品がないぞ?

 

 反粒子である陽電子はすでに利用されている。がん診断などに使われるPET(ポジトロン断層法)だ。電子と陽電子の対消滅を利用してるんだそうだ。

 

 ついでに。「家庭で反物質は作れるか?」というブログ記事を見つけた。なかなかおかしい。 (●´艸`) 素粒子論の研究者みたい。  →私を押して。


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いっぷく

フリーメイソンのロンドンのロッジに行って、
中の様子も見てきました。
下書き原稿の記事の中に埋まっていますが・・・
下書きのまま終わるかも。Σ( ̄Д ̄lll)



by いっぷく (2009-03-11 22:18) 

すうちい

イギリスが一番正統らしいですね。
そのロッジか、見たいなぁ。(´∀`)σσσσ)*Д*)
by すうちい (2009-03-12 00:01) 

素風

うひょー。また読みたくなる本が。今『「場」とはなにか』を伏せて「もしかしたら私は生まれ変わっても物理を理解できないのではないか」と目を潤ませつつ宮部みゆきの最新作に手を出しているところでした。
「家庭で反物質は作れるか?」、見てまいりました。家庭内というしばりを設けることでスケールが破天荒に違うことが分かりやすくなりますねー。
陽電子と言えばR・ダニール・オリヴォーとか、データ少佐とか。SF方向へついつい流れて行ってしまいそうです。

by 素風 (2009-03-12 10:54) 

すうちい

データ少佐!
久々にその名前を聞いたなぁ。あのシリーズ最高!!

これはおもしろいですよ~♪
さぁ、小説をとりますか? 映画をとりますか?^^?
by すうちい (2009-03-12 17:09) 

サプライ

1000円札も。。。少し驚きました。
フリーメイソンとインドの結社はおもしろいというか
興味あります。
by サプライ (2009-03-13 07:24) 

すうちい

またドンピシャの位置にきたもんですよね。
1ドル札を意識した遊び心の確信犯だったりして。^^
by すうちい (2009-03-13 13:18) 

SAKANAKANE

千円札の、この話は知りませんでした。普段注意して見るコトの無いお札ですが、色々と有るんですね。
フリーメイソンというのも、何も知らないので不思議な感じです。
私の好きな作家で、広瀬正の文庫が最近復刊されたんですが、その中の「鏡の国のアリス」には、パリティとか反物質なんかも出て来て、面白く理解できそうかなと思います。
by SAKANAKANE (2009-03-14 15:09) 

すうちい

名前がすでに怪しいけど、ちゃんとした組織ですよね、フリーメイソンは。
へぇー、パリティなんかが飛び交うんですか。今度読んでみます。☆
by すうちい (2009-03-14 17:26) 

mistletoe

メイソンは日本人の正式メンバー知ってますよ〜
元は職人さんたちの組合だったんですよね。
教会を作る一流の石工師。。。
分離してどんどん怪しい支部とかありますが。
グッズとか高値で取引されてますよ〜♠
ワタシも蔵書印とか持ってますが(笑)
by mistletoe (2009-03-15 00:39) 

すうちい

シンボルマークも職人さんっぽいやつですよね。
蔵書印!もしかしてアンビグラム!?
by すうちい (2009-03-16 23:42) 

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