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109.宇宙に秘められた謎 [地学]

 久々に本の紹介での更新でがんす。たまには本で更新しとかないとね。^^ゞ

 去年の初頭に出たスティーヴン・ホーキング博士のスペースアドヴェンチャー3部作(だったのか、知らなかった^^;)の第2弾、9月に出た「宇宙に秘められた謎」を読んでみた。原題は「George's Cosmic Treasure Hunt」でこっちの方が中身が良く分かる。邦題はなんだか中身がよくわっかんねえぞ。

 扉を開けるとそこには宇宙遊泳中の、たぶんブルース・マッカンドレス飛行士の写真が。(↓ はwikipediaより)

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 今回の本も途中にいろいろはし休め的解説が入るんだけど、人類史上初の“人間衛星”となってた。確かにね^^b

 よく考えて見るとすごいよね。これは地球周回中のスペースシャトルからひもをつけないで離れたんだけど、スペースシャトルもマッカンドレス飛行士も約秒速8㎞ですっとんでるわけだ。

 慣性で等速著選運動をお互いにしてるから、相対的には止まって見えるけど、秒速8㎞だよ。何かあってマッカンドレス飛行士が止まっちゃったら1分後には東京と大阪ぐらい離れちゃう。

 しっかし気持ちいいだろうなー☆

 

 さて、主人公は前作と同じ小学生のジョージアニー、そして量子スーパーコンピューター“コスモス”。物語は独立してるんだけど、シリーズとしての続編だった。

 だからもちろんアニーのお父さんの宇宙物理学者エリックも活躍するし、環境保護活動家のジョージのお父さんお母さんも前作と同じちょい役で出てくる。

 今回は新しいキャラとしてエリックの友人の子供エメットというのも出てくる。やっぱり小学生。前半はかなりの憎まれキャラ。^^;

 物語はアニーが内緒でいじってたコスモスの画面に宇宙人から?な謎のメッセージを見つけたことに始まる。

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 上の→の先は4番目の惑星、つまり火星。下の→の先は3番目の惑星地球…が消えてる!

 この謎を解くために、コスモスに宇宙への扉(コンピューター制御の“どこでもドア”みたいなもん)を出してもらい、火星へ。

 そこで次の謎のメッセージを見つけ、また次の…というように、原題にあるように「宝探し」をしていく。「宝探し」をしながら宇宙への理解を深めていくという仕組みなわけだね。

 

 前作「宇宙への秘密の鍵」よりよくできてるなぁ。前作は完全に小6から中1の子供向けって感じで、しかもできがいまいちだったけど、これはよくできてる。大人でも楽しめる。

 世界中の天文学者(実在の)が書いた「宇宙を知るためのガイド」っていうのをアニー達はガイド本とするんだけど、これは読者の子供達へ向けて書かれた天文学への道しるべで、すばらしい内容だ。

 前作がいまいち(何度も言わなくていいか^^;)だったので、出てから一ヶ月ほうっておいたけど、これはおもしろかったよ。1日で一気に読んでしまった。秋の読書にいかがでしょ?

 

◆中学生で読める度:★★★★★ 

◆内容充実してる度:★★★★★     

宇宙に秘められた謎 (ホーキング博士のスペース・アドベンチャー 2)

宇宙に秘められた謎 (ホーキング博士のスペース・アドベンチャー 2)

  • 作者: ルーシー&スティーヴン・ホーキング
  • 出版社/メーカー: 岩崎書店
  • 発売日: 2009/07/10
  • メディア: 単行本
    価格 : 1995円

 

 「宇宙遊泳」で検索してたらyoutubeにいろいろ映像があった。でも上のマッカンドレス飛行士のはないみたいだなぁ。

 代わりに月面に初めて降り立ったアポロ11号アームストロング船長達の映像を貼っとこ。


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107.太陽は23歳!? [地学]

 いやぁ、 世の中日蝕で盛り上がってますなぁ。東京は梅雨もあけ、関東は小笠原気団におおわれてバッチリですな。1週間先の天気はまだ不明だけど、全国的に晴れということでお願いします、天照大神様!

 日食はいうまでもなく太陽と月がピッタリ重なってしまうことで起こる現象だね。太陽は月の約400倍の大きさがあるんだけど、距離も月までの距離の約400倍あるためにちょうどピッタンコ重なって見えてしまう。神様も粋なことをするもんだ。

 原理は、月の影に地球が入ってしまい太陽が見えなくなる、と言っても良い。この時完全に真っ暗な影になる本影(Umbra)と、ちょっと見えちゃう半影(Penumbra)とがあり、本影に入ると皆既日食になり、半影に入るとちょい欠け日食になる。

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 図版はwikipediaの英語版から借りてきた。

日食の原理.jpg

 今回は左のパターンで、沖縄あたりがAゾーン、つまり本影に入って皆既日食になり、東京はCゾーン、つまり半影で、4分の3ぐらい欠ける。

 月の位置が地球から遠い場合右図のようになり、Bゾーンでは金環食が見られる。今回はこれじゃないね。

 

 JAXAが木漏れ日日食写真を募集してることはこないだの記事に書いたけど、僕もそろそろ準備しとこうと思って、今日はよく晴れてたので、仕事の合間に木漏れ日がかっちょよく撮れる場所・方法を探した。

 要はピンホールカメラの原理だから、小さい穴が開いてればいいのかな?と厚紙にコンパスとパンチで2種類の大きさの穴を開けて、庭のたたきの所で木漏れ日を作ってみた。

 これでうまくいけばすうちいをここに寝せてそこに無数の日蝕形の木漏れ日を、本当は木漏れ日じゃないけどね、いっぱい作って写真を撮ればJAXAの日蝕写真コンテストで賞金(あるのか?)ゲットだ!と思ったら何となく違うなぁ。

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 ただ葉っぱや穴の形に影がなってるだけで、木漏れ日っぽくないぞ。コンパスの穴なんか見えやしない。

 もっと上の方で葉っぱが複雑に重なり合わないとダメなのか。

 ふと思いついて自転車で東工大大岡山キャンパスへ。春に花見をした桜並木ロード(正式な名前は知らない)がちょうど良いかも。

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 ばっちりだね。これが22日にはみんな三日月形になっちゃうわけですか。およよ、すばらしい。←よく分からない喜び。

 適当な距離がいるわけですな。みんなもあらかじめ良さそうなところを探しとくといいよ。

 

 本屋に行くといろいろ日食本を売ってるけど、今月出たばかりに日江井榮二郎著「太陽は23歳!?」を買ってきて読んでみた。

 日江井榮二郎氏は乗鞍岳のコロナ観測所長もされた太陽学者で、何と世界各地で11回も皆既日食を観測してるそうだ。今回で12回目!

 僕はまだ1回も見たことがない。今回はダメなので、チャンスは次の2035年かぁ。うーん、生きてるんだろうか。生きてれば好奇心は衰えてないと思うけど。

 「太陽は23歳」っていうのは、太陽が生まれてからこれまでに銀河を23回まわってることからつけられてる。なるほどー。すると15歳の中3生は太陽のまわりを15回まわったって事ですか。おもしろい発想だなぁ。

 この本は太陽学の現在を写真もいろいろ使って分かりやすく説明してくれる。しかもそれぞれの話がちょっとずつ日食にからめてあったりして、今読むにはなかなか良い本です。中学生にはちょっと難しいところもあるけどね。

 特に沖縄の方まで見に行く人は読んどくと良いんじゃないでしょうかね。教え子では見に行く生徒が一人いる。うーらーやーまーしーいー。

 その日1日だけでよいから夏期講習が休みならなぁ。上海まで弾丸ツアーで行って見てくるのに。今回は木漏れ日で我慢するよ。

 

◆中学生で読める度:★★★☆☆ 

◆内容充実してる度:★★★★    

太陽は23歳!? 皆既日食と太陽の科学 (岩波科学ライブラリー 160)

太陽は23歳!? 皆既日食と太陽の科学

  • 作者: 日江井 榮二郎
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2009/07/07
  • メディア: 岩波科学ライブラリー160
    価格 : 1575円

 

 

 乗鞍岳コロナ観測所のHPを見にいったら、老朽化のためになんと今年度で閉じてしまうらしい。時代は人工衛星からの観測なんだね。

 HPにはきれいな写真の載ったパンフレットのpdfがありました。

 僕は1回そばまで行ったことがある。こことか野辺山の電波望遠鏡とか、科学少年には特別な響きを持った場所だったけど、無くなっちゃうのか。富士山頂の測候所が無くなった時もちょっと寂しかった。

 ま、時代の流れだね。そのかわりnetでいろんな研究成果を見られるしね。さ、木漏れ日写真で賞金ゲットだ!賞金あんのかな…???


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佐藤勝彦著「宇宙論入門」 [地学]

 豚インフルエンザ・ウィルスが猛威をふるってるような、いないような。当初騒がれていたより実際の死者数はずいぶん少なくて「低毒性」のようだし、感染力もあまり強くない。今のところは。

 でも何しろウィルスの奴らときたらすごい勢いで遺伝子を変化させていくから油断は禁物。

 しかも“生きてない”から殺せない。ウィルスは、細胞はこれを持たないし、代謝もしない、つまり飯も食わない。遺伝子と殻しか持たないただの物質なやつらだ。だから薬が効かない。薬が効く体を持ってない。おーまいがっ!

 タミフル、リレンザで増殖を抑えて、体の免疫システムが物理的に破壊してくれるのを待つしかないわけだ。詳しくは過去記事で紹介した岩波ジュニア新書の「ウィルスって何だろう」を読んでね。おもしろいよ。

 

 さて僕はと言えば、ただの風邪ウィルスにやられっぱなし。鼻がいまだに通らず。でも、とっつぁん、心配しないでくれ。じきにおれの手で叩きのめしてやるさ…

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 はいはい、前回に引き続き「あしたのジョー・フィギュア」を自慢したいだけです。あとマンモス西葉子さんのがあるんだけどね。つまりコンビニ等で売り出した今回の再発本を全部買ったわけでっす。というか出る前に全巻予約で大人買い。

 マンガ本はもちろん持ってるので、“おまけ”の本は読んでないという、ね。しかし「あしたのジョー」は青春の苛立ちと挫折と愛と…いろいろ描かれている古典になりうる名作だねぇ。

 ちばてつやは、最後のジョーが真っ白な杯になるシーンを書いてから1週間ぐらいほとんどご飯を食べられなかったらしい。それほどこんを詰めてあのラストシーンを書いたんだなぁ。

 

 さてさて先週は、去年の暮れに出た岩波新書の佐藤勝彦「宇宙論入門」を読んだ。

 佐藤勝彦氏は、宇宙の始まり、ビッグバンの後にインフレーションが起こったとする理論の最初の提唱者の一人として有名だ。

 インフレーション理論では、宇宙は誕生後の10-36秒後から10-34秒後までの間に、つまりほとんど直後にエネルギーの全体量を保ちつつ急速の膨張したとする理論だね。

 普通膨張すれば中身が薄くなるだろ?何しろ最初はほんの点だからそれがそのまま膨張しても今みたいな宇宙の星々はできないわけだ。それが薄まらずに膨張したというのがインフレーション理論だ。簡単に言うと。ちなみに難しくは言えない。おーまいがっ!

 この本は、僕みたいな簡単には説明できるけど難しくはよく分かってない宇宙物理屋さん以外に贈る最良の「宇宙論入門」だなぁ。

 さすが佐藤勝彦氏。今まで出された一般向けの書も分かりやすかったけど、これはすべてを包括し、何となく分かった気にさせてくれる最高の本ですな。

 何しろ数式がほぼ無い。僕はもともと生物屋なので、物理屋の言葉、つまり数式で語られるとついていくのが大変。というかついて行くのが嫌になってくる。

 それが無い!しかも量子力学のあの正電荷のパイ中間子が正電荷のミューオンとニュートリノに分かれて、それがさらに…という、きっとありがたいお話なんだろうと思いながら読み飛ばすお経のようなくだりもさらりと流してくれる。

 「なぜこの宇宙が三次元なのか?」についても「二次元世界では口から肛門に至る消化器をもつ生物は存在できない。二次元ではこのような消化器は体を完全に二分してしまう。」「四次元空間では重力が距離の三乗に反比例するようになり、惑星は一定の軌道を回ることはできず、かりに太陽の周りを運動させたとしてもスパイラルを描いて落下してしまう。」「同様に電子も原子核に落下してしまう。」となんだか納得させてくれる。

 よく考えると四次元ではそれなりの力学法則が成り立ちそうだけど、なにしろ泰斗(たいと:その世界の権威)のお墨付きだから安心できるってもんだ。

 

 10の力で話しをすれば専門家としては楽なんだろうけど、そこをずっとの力で話しをしてくれる感じ。5にも落ちず、7にも上げず。僕も授業をする時には、中1には中1用の、中3には中3用のレベルで話しをし、全体がイメージできるように、いたずらに難しくしないように、でも最高のレベルになるように、と心がけてる。まぁ、うまくいってるかどうかはともかくとして。

 この本はそれに成功してるね。これはすごい集中力で書かれた本ですぞ。高校生以上にはお勧めだな。特に物理屋さん以外にね。

 

◆中学生で読める度:★★☆☆☆  なので理科散歩番外。 
◆内容充実してる度:★★★★★    

 

宇宙論入門―誕生から未来へ (岩波新書)

宇宙論入門―誕生から未来へ

  • 作者: 佐藤 勝彦
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2008/11
  • メディア: 岩波新書1161
    価格 : 735円

 

 

追悼:忌野清志郎がガンで亡くなった。最初に聞いた、高校生だった兄が買ってきた「僕の好きな先生」の入ったレコードは衝撃だった。何にひかれたんだろう。“自由”かな。青春の“苛立ち”かな。

 「雨上がりの夜空に」も良いし「スローバラード」も良いし、いろいろ良い曲があるけど、海外の曲のカバーも好き。ということで。愛と平和ー! →私を押して。


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富士山と桜エビ [地学]

 だいぶ前だけど、春期講習が終わった桜が満開の頃、沼津~富士~由比へ、富士山を見ながらな旬の生桜エビを食べるというドライブに行ってきました。

 この日も翌日も、春の朧(おぼろ)ながら雲一つ無いとても良い天気。東名の御殿場あたりから富士山がドーン!

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 宿は沼津にとってあるんだけど、とりあえずスルーして、富士~富士宮、朝霧高原の方へ。目指すは奇石博物館。あることはずいぶん前から知ってたんだけど、石マニアとしてはね、怪しい名前なのでほっといた。今回、桜エビ以外特に目的がないので、ちょっと寄ってみた。

 いやぁ、意外にまとも。というか、日本の有名な鉱物研究者のコレクションがいくつかあったりして、かなりまともでした。変なとこも多いけど。何しろコンセプトが“奇石”だからねー。

 ちょっと怪しいブラックライトに照らされる蛍光鉱物を(難でわざわざ怪しい方を^^;)。

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 そこから朝霧高原の田貫湖(たぬきこ)へ。このあたりから見る雄大な富士山は好きだなぁ。学生の頃は車を飛ばしてよくみんなで来た。今回本当に久しぶり。桜も満開、ポカポカ。ここでお昼。

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 カモがいたのでちょっと餌付け。

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田貫湖

 次に富士花鳥園へ。ここは前にどなたかのブログにフクロウがたくさんいると書いてあったので、いつか行こうと思ってた。いやぁ、こんなにいろんな種類がいるとは思わなかった。

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 受付にも小さい置物が…と思ったら突然首がくるっと回ったりする。かわいい~。か-い-た-い-!子供の頃から買いたくてしょうがない。

 ここにはエミュー牧場のようなものもあって、100円でエサを買って中に入り、エミューにエサをやることができる。パンフレットにはおばさまがにこやかにエサをやってる写真が載ってるんだけど、とんでもねえっす。

 こんな平日の昼間にエサをやる奴なんかいないので、やつらは餓えとった。エサを買うところ(はもちろん柵の外にある)から首を伸ばしてつつきにくる。こんな顔で。

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 いやぁ、さすが恐竜の子孫だね。中には15羽ほどいるんだけど、扉のところに押し寄せて来て扉を向こうから押すので、なかなか中へ入れない。思いっきり押して中へ入るとみんな血走って目(なわけじゃなくて元々だけどね)で追いかけてくる。スリル満点でした。

 夕方沼津の宿へ。朧な空の夕陽がきれい。大瀬崎の方をパチリ。

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 宿はKKR沼津で、ネットで探して“富士山任海が見える部屋”を予約したんだけど、沼津御用邸(手前の林)の向こうに富士山がきれいに見えてた。1泊2食付きで1万円とリーズナブルでこの景色。東京から2時間ぐらいで行けるし、お風呂は、沸かし湯だけどKKR熱海から運んでるお湯。食事もちゃんとしてたし、また行ってみよ。

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 途中、田子の浦で「「田子の浦ゆうち出でてみれば真白にそ(ぞ)富士の高嶺に雪は降りける」の富士山を見によった。

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このあたりは昔は臭くてとてもじゃないけど近寄れなかった。だいぶ臭くなくなったけど、まだ臭うなぁ。長時間はいられない。でもこんなにきれいなんだから、昔、白砂青松だった頃はさぞかしきれいだったろうね。

 富士川を超えたあたりで国道1号線のバイパスを降り、旧道へ。桜エビの生を食べにレッツゴー!

 由比本陣跡のそばの料理屋で食べましたよ。うまし!肝心の桜エビの写真を取り忘れた。食べ足りないので近くの魚屋で1パック買って醤油をかけてもしゃもしゃ喰った。このためにちゃんと醤油を持って行ってあったのよ。なんという準備の良さ!でも写真は取り忘れた。

 桜エビの旬は今と秋の2回だよ。国1を走ってると自動的にバイパスに入るので、途中でうまく旧道に降りないとダメ。本陣跡のまわりに料理屋とかお土産屋があるけど、由比の駅の方に行った方が漁師さんの店がたくさんあっておもしろい。

生桜エビ

 帰るにはちょっと早いので、清水の海洋科学博物館に久しぶりに寄ってみた。ここは大型回遊水槽とかイワシの飼育とかわりと早く手がけたところだけど、だいぶくたびれた感じになってた。^^;

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 動いてエラに水を送り込んでないと酸欠で死んでしまうイワシ。ついでにプランクトンをエラの内側で捕らえて食べる。

 ここは海洋生物をもしたロボットを展示したり、津波の実験をしたり、いろいろおもしろいんだけど、どれもこれもくたびれちゃったなぁ。

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 津波が砕け散るとこ。くたびれちゃってるけど良くできてる。津波がただの大波じゃなくて、海そのものが押し寄せてくるというのがよくわかる。

 夕方東名の富士川SAで夕陽に照らされる富士山を見て一休み。

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 遊びまくった2日間でした。^^y


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104.すごい空の見つけかた [地学]

 阿修羅展を見に、桜も満開な先週の火曜日に上野の博物館に行ってきた。もちろんクリアファイルを買ったよー。

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 修学旅行の時に奈良の興福寺の国宝館で見た人も多いだろうけど、東京でじっくり見るのも悪くないよ。

 特に上野の博物館は以前昔紹介した岩波ジュニア新書「博物館へ行こう」の著者木下史青氏(ブログは左のリンク「黒猫と白猫」)が展示の演出をしているので、奈良で見るよりもっと造形の良さを楽しめる。

 つまり彫刻としてのすばらしさがよく分かるよ。

 釈迦十大弟子の像が良かったなぁ。特に富楼那(ふるな)像はお勧め。右側から見ると素晴らしいよ。絵はがきを買ってきて机に飾ってる。

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 ちなみに昨日は世田谷博物館「平泉 みちのく浄土展」へ行ってきたけど、こちらは平板な照明で、彫刻の良さがいまいち伝わらなかった。

 でも7~9世紀の、奥州藤原時代の前の頃の仏像はプリミティブな霊木信仰がそのまま像に現れていて、なかなか興味深し。

 木そのものが神様というか霊的な存在なわけで、それが自然に像と化して出てくるわけだ。これを「霊木化現仏」信仰と言うらしい。ミュージアムショップで立ち読みした本に載ってた。それを表すために(と言ってしまうとみもふたもないが^^;)のみやなたの跡を残した像もあった。

 「阿修羅展」は6月7にまでやってるけど、めちゃくちゃ混む。閉館-見る時間(1~2時間)に行くとすいてるよ、たぶん。「みちのく浄土展」は今週いっぱい。めちゃ混みか!? もちろんクリアファイルゲット。国宝「紺紙金銀字一切経」のやつさ。

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 上野に行った時、桜のの中をプラプラしてたら大道芸をいろいろやってた。特にすごかったのがこの椅子を重ねてその上でポーズをとる人。

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 すでに辞めた方が良いんじゃないの;;状態だが、なにしろ下かアスファルト、命綱無しだからなぁ、ついにこんな!

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 見てるこっちが緊張。高さ8mと言ってた。上から見ると前の日にTVで見たキリンの視野と同じ感じだろうか?などと考えながら手に汗握った。

 さらにプラプラしてるとノラ子猫発見!落ちてた小枝で遊んでやろうとしたら興味を示さないな。生きるのに必死なのね。

 遊べよ-と頭をこずいたら1m位向こうへ行ってしまった。しかーし、猫使いなオレ様の威信をかけてなお小枝を動かしてたら、ついに子猫の本性が炸裂!

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 生きていくのに精一杯なんだけど、やっぱり遊びたいんだよなぁ。可愛い。頑張って生きろ-。でも遊べ-。

 

 さて今週の本は朝日新聞の書評に載ってた武田康男「すごい空の見つけかた」

 この手の空や雲の写真エッセイ集はよく見るけど買ったことはない。でも書評によれば著者の武田氏気象予報士の資格を持った高校教師らしい。それに検索したら、なんと南極越冬隊に参加中のようすを書いてるブログを発見。 →私を押して。

 これは読んでみねばな。いやぁ写真がきれいでした。うろこ雲とか、夕日に染まる飛行機雲とか“春はあけぼの”の写真とか。

 運良く撮った写真も当然あるわけだが、基本的には地理と気象条件と時間を考えて狙って撮ってるらしい。そのために気象予報士の資格を取られたようなことが書かれてた。

 見開きの左に写真、右にその説明が載る。説明は理科散歩的にはちょっと物足りなかった。もう少し詳しい科学的な説明を期待してたんだけど。でもバックボーンの科学的なものを十分に感じさせる文章で、これを読んで空に、雲に興味を持ってくれればと思いますです。

 

◆中学生で読める度:★★★★★  
◆内容充実してる度:★★★☆☆    理科散歩と目的が違うからしょうがないな。でもなかなかおもしろかったよ。

 

すごい空の見つけかた

すごい空の見つけかた

  • 作者: 武田 康男
  • 出版社/メーカー: 草思社
  • 発売日: 2008/12
  • メディア: 大型本
    価格 : 1680円

 

 

 全然ねらって撮ってない写真を2葉。

 阿修羅展を見に行った夕方、上野の山野西郷さんの銅像の前で休んでたら、西の方(千葉の方?)の空で積乱雲がにょきにょき発達してるのを発見。左上から右下まで10分ぐらい。きっと下は雷と大雨なんだろうなと思いながらパチリ。

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 上野で撮ってるので、かすんでてスマン。UVカットフィルターもつけてないし。

 これはこないだ、静岡県の田貫湖のあたりをドライブしてきた時に撮った。満開の桜の上に雄大な富士山が。右側の宝永火口の上あたりで、雲が浮かんでは消える。いつまでも。飽きずにずーっと見てた。 

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 あーっ、あそこに上昇気流があって、空気が膨張し、温度が下がり、露点に達して水蒸気が凝結してんのかぁ、といつもこういう雲の浮かんでは消えるの見ると思ってしまう。

 説明がつくだけにかえって不思議に思ってしまうのでした。


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