So-net無料ブログ作成
検索選択

108.地球の秘密 [環境]

 日食メガネ、捨てずに待ったぁー! 

 間違えてた。というか間違えてはいないんだけど。日本で見られる次の「皆既日食」は2035年であってんだけど、その前になんと「金環食」がありました。しかも太平洋沿岸で。東京で。

 2012年5月20日ですだ。東京では7時35分らしいよ。5月といえば晴れの割合も高いし。金曜で朝はひまだし。なんてったって金環食だし。木漏れ日も輪っかなのか!?

 

 ウミクワガタの新種が見つかったというニュースを先週新聞で読んだ。

 ウミクワガタ?

 wikiで調べると節足動物で甲殻類らしい。幼生の頃に魚に寄生してその血を吸い、大人になってからはその血で生きていくらしい。形といい、不思議な生き物だなぁ。

 Youtubeに映像があった。うーーーーむ、まさにクワガタだね。

 

 さらに検索してたら、  →私を押して。

 なんと、三浦半島にもいるのですな。夏期講習が終わったら探しに行って見るか。 

 

 僕は夏期講習真っ最中で、全くヒマ無し。夜ちょびちょびこのブログ記事を書いてる。本の紹介は水曜日にしたいので日付は12日に固定してるけど。^^;

 さて、小・中学生!というかそのお父さん、お母さんかな?夏休みの自由研究は無事終わっただろうか?

 「まだ^^ゞ」という君!というかそのお父さん、お母さん…いやどっちでもいいや、日本科学技術振興財団が簡易放射線測定器「はかるくん」を無料で2週間貸し出してまっせ。

 これで木やらコンクリートやら車やらTVやら携帯のリチウム電池やらの放射線を測定すれば自由研究ができまっせ。っていうか借りたし→オレ。

 TVの9ch(アナログ・ケーブルTVの)でやってたんだよね。花こう岩が放射線が強いらしいよ。ナトリウムカリウムを多く含むかららしい。これらの元素は放射性同位体の割合が高いんだろうね。

 教え子のG.P.S.ちゃんに教えたらさっそく借りて、教室に持ってきてくれた。

P1060421.JPG

 お茶の水教室であっちこっち測ってみた。講師室の机の上は平均すると40μシーベルト弱ぐらい。玄関の花こう岩のところは…

P1060423.JPG

 おーっ、64μシーベルトだ。高いけどTVで見たほどじゃないな。壁材だからきっと厚みがないんだな。石碑とかお墓とか花こう岩のかたまりが良いかも。山全体が花こう岩の甲斐駒ヶ岳に登るのも良し。^^;

 自動販売機も測ってみたけど、特に高くはない。電磁波は出てるけど放射線は出してないみたい。あたりまえか。^^;

P1060425.JPG

 まぁでも放射線が出ていなければそれはそれで結果としては重要だよね。

 

 自由研究といえばこういうのも良いかも。本を1冊書く。どう?

 前に年齢別名言集みたいなやつにnetで流れ着いて、教え子ぐらいの年齢で名言を語ってるのやつはいるんだろうか?と15歳前後を見てみたら、12歳のところに坪田愛華という名前を見つけた。

 何でも学校の環境についての自由研究の成果をマンガ1冊にまとめ上げた翌日、脳内出血に倒れ、亡くなったらしい。

 それをご遺族の方々が本として出版したらしい。それが今週の本「地球の秘密」で、早速注文して読んでみたよ。

 

 すごい。絵の力も凄いし、よく調べられていて、その視点の確かさ、まとめ方のうまさは驚くばかり。

 地球の歴史から始まり、土や水の役割、食物連鎖、地球環境に起きている様々な問題、その地球を守ろうとしている様々な運動、子供でもできる取り組みの提言、高生も見事で、しかもそれぞれの内容が実によく調べられている。

 いろいろ調べるに当たって大人にアドバイスを求めることもあっただろう。でも、たぶん自分でちゃんと1冊の本にまとめ上げたんだろうと思う。

 その確信は扉絵の小学4年生の時の書いたという地球の絵で分かる。

P1060438.JPG

 すごい。大胆な構図で、でもちゃんと全体をとらえている絵だよね。

 早速生徒の間を回すことにするよ。

→坪田愛華さんの公式HP

 

◆中学生で読める度:★★★★★ 

◆内容充実してる度:★★★☆☆     

地球の秘密―SECRET OF THE EARTH

地球の秘密―SECRET OF THE EARTH

  • 作者: 坪田 愛華
  • 出版社/メーカー: 出版文化社
  • 発売日: 2004/12
  • メディア: 大型本
    価格 : 1470円

 

 だらだらと記事を書いてたら、 また一つ書くことが増えてしまった。^^ゞ

 10年ほど前にもらった月下美人が5年ぶりぐらいに咲いた。きれいなんだよね。でも匂いが強烈。良い匂いなんだけど強烈。香水をかけまくったご婦人がそばに来たみたい。 

P1060436.JPG

 サボテンの仲間だよん。本当に夜しか咲かない。夕方頃からつぼみがふくらみ始め、今回は夜9時頃満開になった。

 翌朝にはもうだらりとしおれて垂れ下がってる。はかない、けどど派手な花です。


nice!(11)  コメント(17)  トラックバック(0) 
共通テーマ:学問

79.化学物質過敏症 [環境]

  メタミドホスやらアフラトキシンが検出されている事故米を流通させる農水省、それをペーパーカンパニーをかませてまで食用として売る三笠フーズをはじめとする米販売業者。万死に値する。

 今月は菌類月間だったのだが、変更してこの問題にちょっと関係した本を取りあげよう。以下は今週の本「化学物質過敏症」などから得た情報等で構成する。

 メタミドホス有機リン系の殺虫剤。中国製冷凍餃子問題でも登場したが、有機リン系で有名な有毒物質はあのサリンだ。さて有機リンはどのような毒性を持つのか?

 神経を信号が伝わっている時、神経と神経の間では神経伝達物質アセチルコリンがその信号を伝える。有機リンはそのアセチルコリンの分解を阻害する。その結果情報が伝わり続ける、つまり神経が異常に興奮しっぱなしの状態になり、摂取量が多ければそれは死に至る。

 僕がここで問題にしたいのは、今回のような“死に至る量”ではない微量を摂取した場合のことだ。当然それは、死にはしないものの神経に障害を与える。与え続ける。なにしろ我々はこの有機リン毒を分解できないらしいらしいのだ。

 サリン事件や、死に至る量の有機リン系農薬を摂取してしまった時にはアトロピンなどの劇薬を処方するが、それはそれ自体が毒と言っても良い。この劇薬以外の有効な薬はなく、つまり通常は何ヶ月も、あるいは何年もかけて自然に排出されるのを待つしかないらしい。

 その間、有機リンは体内にとどまる。微量であれば大きな問題にはならないが、微量であってもとり続ければ、その体内蓄積量はいつか閾値(いきち≒限界値)を超え、その影響が表に出ることがある。その影響の一つが化学物質過敏症だ(有機リンだけで起きる病気ではないよ)。

 化学物質過敏症は、様々な化学物質を体内に取り込んだ結果、体内の化学物質に対する過剰な反応のスイッチが入ってしまい、スイッチを入れた物質だけではない様々な化学物質を微量(場合によっては0.001ppmの世界)に摂取しただけで様々な健康被害が出る病気だ。

 その症状は「粘膜刺激症状(結膜炎、鼻炎、咽頭炎)、皮膚炎、気管支炎、喘息、循環器症状(動悸、不整脈)、消化器症状(胃腸症状)、自律神経障害(異常発汗)、精神症状(不眠、不安、うつ状態、記憶困難、集中困難、価値観や認識の変化)、中枢神経障害(痙攣)、頭痛、発熱、疲労感等 wikipediaより」などの多岐にわたる。

 このスイッチは何ヶ月、何年も切れなかったりする。そのスイッチを入れる化学物質の量は人によって変わる。花粉症を考えてもらえば分かる。どんなに花粉が飛んでも平気な人もいれば、きわめて微量でも花粉症になる人がいるだろう? 生体の反応とはそういうものだ。ごく微量でも影響が出る人もいるのだ。

 農水省の対応が問題だ。「微量だから問題なし」だと。特に太田誠一農水相はTVの対談で「餃子問題の時の残留農薬の60万分の1(基準値の数倍)で、人体への影響はないと自信を持って言える。」だと! なんたる無知。

 そもそも何のための基準値なのか。基準値を決めるために毒性検査をしているわけだが、そもそも毒性検査とは「絶対安全」な数値を出すものではない。生物の反応は個体差が大きい。だから、例えば99.9%の個体に問題が生じていなくて「安全」だとした場合、0.1%の個体には問題が生じている。そしてそういう数値、つまり「たいていは問題ない数値」を使って基準値は設定される。

 そういう“絶対安全”ではない基準値、それを超える量が検出されたメタミドホスに対して「人体への影響はないと自信を持って言える。」だと。ド○○!

 アフラトキシンにしても、これは発癌物質だ。摂取したということは将来の発癌率が高まっているかもしれないわけで、何をもってそういう発言をしているのか。ちなみにアフラトキシンは5種類あり、そのうちのB1はダイオキシンを超える地上最強(発癌率100%)の発癌物質らしい。今回検出されたアフラトキシンがどれに当たるのかは僕には今のところ不明。

 

  副都心線が開業した日(6/14)、噂の駅を見に、ついでに副都心線を利用して午後のお茶の水校の授業に行くために渋谷駅に行った。安藤忠雄氏が設計し、自然換気システムで“エコ”な駅、宇宙船をイメージさせる駅ということなので。

 噂の駅を見ようという人でいっぱいの駅に入ったとたん、何だ?この目がチカチカするようなホルムアルデヒド系の臭いは?

 この高濃度の(たぶん)ホルムアルデヒドのせいで、ここで働く駅員さんの中にはシックハウス症候群(軽い化学物質過敏症のようなもの)や化学物質過敏症になる人がいるんじゃないか?乗客は?そもそも基準値(厚生省室内基準0.08ppm。駅等にこれを使うのかは不明)を超えているんじゃないのか?

 当分使うのをやめようと思ったんだけど、このあいだ戸山高校に行くのに利用した。さすがに6月に比べれば臭いは減ったが、まだまだ臭う。どうもこの駅は2年後の本格運用までの仮駅らしい。そのため安普請なのか?

 駅自体はまぁまぁおもしろかったけど(↓ 駅の模型)。特に2年後の東横線の乗り入れまで封鎖されている行き止まりが。

sibuyaeki2.JPG

sibuyaeki1.JPG

 僕が普段使う目黒線の途中の地下武蔵小山駅や地下目黒駅が開業した時、ここまでひどくなかった。東京メトロよ、何を考えてこういう駅を作り、利用開始してるのだ。あきれかえる。駅員や乗客の健康は二の次か?

 

 今週の本「化学物質過敏症」を読むと衝撃の事実がいろいろ分かる。去年読んで、中学生向きではないので紹介するのをやめていたが、考えて見ればこのブログを読んでくれるんかたの半数は大人だし(推定だよ)、子供達もいずれは大人になって家庭を持つかもしれない。

 この本を読まないとしても、化学物質過敏症シックハウス症候群があることを中高生が知り、いたずらに化学物質を使わないようになってくれれば良いので今週の本とすることにした。(読ませるには記事がちょっと長かったな)

 ゴキブリなんか新聞紙を丸めて叩け!殺虫剤を使うな。 部屋が臭ったら掃除をして換気をしっかり!消臭剤を使うな。 カップラーメンの汁を飲みほすな!塩分も多いし。 宿題をちゃんとやれ! オイッ、ソレハチガウゾ、キタロウ!! (◎)/~

 

◆中学生で読める度:★★★☆☆  
◆内容充実してる度:★★★☆☆    

 

化学物質過敏症 (文春新書 (230))

化学物質過敏症

 

 化学物質過敏症はまだ厚生省が正式な病気として認可していないので、治療を受けられる医療機関が少ない、というかほとんどない。東京で一番頼れるのは目黒の北里研究所病院。この本の著者の1人である宮田先生がおられる。困った時はここへ。

 

全然関係ないけど、来年は丑(うし)年かぁ。そろそろ年賀状のネタを考え始めるかな。

P1040233.JPG


nice!(12)  コメント(20)  トラックバック(0) 
共通テーマ:学問

13.酸性雨 [環境]

 環境問題といえば最近は地球温暖化ばかりだが、フロンガスだってまだまだ車のクーラーや冷蔵庫の中には大量に眠っているし、酸性雨も止まったわけではない。

 ここのところ生物の本が続いた(中学生にも読めるものと考えるとどうしても生物ものが多くなってしまう)ので、書棚をさぐって石弘之著酸性雨」を引っ張り出して読み返した。(石弘之氏は朝日新聞で活躍した環境問題が専門のジャーナリスト。1996年からは東大大学院の教授。)

 読んでいて思ったというか再認識したのだが、“環境問題”って“公害問題”であったんだよなぁ。“環境問題”という優しい言葉には何となく「先送りもあり?」と思わせるものがあるが、実はまったなしの“公害”だ。NHKは最近「環境問題・明日では遅すぎる」キャンペーンをしているが、まさに今、この“環境問題”で、世界では死んでいく人や病んでいく人がいるわけだ。この、“公害”“環境問題”の言い換えは問題を骨抜きに使しようとする為政者のたくらみか? フロンガスでさんざんもうけたあの会社があり、二酸化炭素をたくさん出す産業界とと結託し、京都議定書に賛同しないあの国のたくらみか? などど邪推してしまう。

 環境基本法による“公害”の定義はwikipediaの記述を借りれば、
「環境保全上の支障のうち、事業活動その他の人の活動に伴って生じる相当範囲にわたる大気の汚染、水質の汚濁、土壌の汚染、等によって人の健康または生活環境にかかる被害が生ずることをいう。」
である。
 つまり“公害”は最終的には人への被害だけを想定していて、野生の動植物やら地球のことは考えていない(飼育下の動植物のことは考えている)点が“環境問題”とことなるわけだ。

 この1992年に書かれた「酸性雨」を読み返してみると、北欧の湖の何十%で全生物が死滅しているとか、pH2(ピー・エイチ 酸性度 7が中性でそれよりも下が酸性。一般の雨は二酸化炭素がとけ込んでいるので酸性に傾いている。pH5.6以下の雨を酸性雨という。塩酸の入っている胃液がpH2ぐらい。)の雨が降ったとか、その被害のすさまじさは背筋が寒くなるほど。様々なアレルギー増加の原因も大気汚染にあるかもしれないのだ。何しろ大気中に飛散した酸性雨の原因の粒子は、その半分しか雨にとけ込んで落ちていないらしい。残り半分は空中を浮遊したままさまざまな物に付着していく。もちろんヒトの肺にも。
 

 この本が書かれた1992年は酸性雨が最もひどい頃で、いまはこの頃より改善されているのだろう(と思いたい)。でも、酸性雨は様々な金属を土中や水中に溶かしだしてしまった。酸性になった土壌や湖・河川の水はアルカリ性で中和できなくはないが、この金属イオンは回収が不可能なのだ。

 “公害”と“環境問題”が違うもう一つの点は、我々一般市民も加害者側にいるということだ。気をつけねばね、我々も。 

 

追記(6/21) ★をつけるのを忘れてました。内容は1992年の時点ではとても充実していたのだが、その後の取り組み、改善(あるいは悪化)については当然書いていないし、しかもその後の変化は大きいので、内容充実は★4つにしました。

 

◆中学生で読める度:★★★★★
◆内容充実してる度:★★★★

酸性雨

  •           作者: 石 弘之
  •           出版社/メーカー: 岩波書店
  •           発売日: 1992/05
              メディア : 岩波新書230
              価格 : 819円
 
 

 昨日(6月19日)はミャンマーのアウン・サン・スー・チーさんの62歳の誕生日だったらしい。もちろん現在なお軍事政権によって自宅軟禁中。まけるなスーチーさん!


nice!(4)  コメント(2)  トラックバック(1) 
共通テーマ:学問

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。